ミュージシャンに見られたいか、ミュージシャンでありたいか

こういった話はよくここで話してきたような気がする。

 

ミュージシャンで見られたいなら楽器が弾けない素人がギターケース持ってその辺を散歩してれば周りはそう見るだろうし

ミュージシャンに限らず会社でいえば、そこのユニホーム間違って来て歩いてても知らない人はそう見ると思う。

 

誠実な人に見られたいなら悪いこと考えてるやつでもそんなフリをしてればいいわけで

ホントに誠実な人でありたいなら見てくれは強面でも危ない格好してても常に誠実な心でいなきゃいけない。

 

ミュージシャンでなくてもオシャレな格好してれば美容師さんとかバーテンとかによく間違われる・・・

 

すべてひっくるめてプロにみられたいか

それともプロでありたいかは自分の志ひとつだと思う。

 

凄くカッコよくて歌も上手くてステージにたまたま上がって拍手をもらっても

本人がミュージシャンではないと言えばその人はプロではないってことだし

売れてなくても自分はミュージシャンだという志を高く持ってる人はどこにいてもそんな話をするし、日々の視点がそういう目線でものを見たり考えてると思うし

 

なりきるってのは確かに大事だけど

ミュージシャンでありたいと思ってステージに立っても周りはミュージシャンに見てくれないってのは恐らくどこかで一般的な気持ちの延長線でやってるからかなって思う。

 

だから格好をそれっぽくしてみたり、もっといいギターを買い、いい機材を揃えれば様になると思ってる人もいるけどそれは違うし

それは表現するための演出アイテムであって

 

 

例えばキムタクがドラマでピアニストの役を演じる・・・

しかしホントのキムタクはピアノなんて弾けないけど役の中でいかにもこの人ピアニストだって思わせるのは表現力。

「見られたい」という分野ではあっても

ホントに様になるように表現するってのはただ形と演出だけシッカリしてればいいってことではないから役者さんがいかに凄い志を持ってやってるかがよくわかる。

 

平たく言うと

プロでありたいって思う人が

その分野を他人から褒められて喜んでいちゃダメなんです。

 

いつも話してるけど

K-1選手にケンカ強いね!って言わないじゃん?(笑)

タクシードライバーに運転上手いですねって言わないじゃん?

 

だからミュージシャンや歌手やってる人が「歌上手いね」って褒められて舞い上がってたら逆におかしい。

 

みんなどこかでその分野のプロをやってるから

お客さんってみんな、この人はそこ出来て当たり前だって目線で来るんじゃないかなって思う。

 

「◯◯でありたいって」志はそこに繋がるからプロアマということではなくて

目線ではなくてプライドの問題かな。

その場だけはなく私生活、人生そのものが常にそう考えて生きてるってことなのかも知れないね・・・

 

それを仕事にするならなおさらだと。